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作物ができるまで

ブロッコリー

ブロッコリーはアブラナ科でキャベツの仲間です。原産地は東地中海沿岸で、冷涼な気候を好みます。
日本にはカリフラワーとともに明治の初めにやってきました。最初はカリフラワーの方がよく食べられていましたが、現在ではブロッコリーの消費量が圧倒的に多くなりました。
ブロッコリーは、つぼみの集まりと茎を食べます。つぼみの粒ぞろいがよく、固くしまっている品種が栽培されてきています。
緑黄色野菜としても栄養価も高くビタミンCはレモンの約2倍あり、カロテン、鉄、それに食物繊維も豊富です。茎には等分が多く、甘みがあります。

8月中旬 種まき

8月中旬から9月初旬にかけて種まきをします。
育苗箱に健康な土を入れ、水を十分にして、蒔くところに軽くくぼみをつけ、種を一粒ずつ蒔いていきます。
その後、土を軽くかぶせます。毎朝水やりをします。
3日くらい経つと発芽します。

9月上旬 植え付け

本葉が4〜5まいになったらいよいよ植え付けになります。
畝幅は150cmの2条植えをします。株間は45cmにしています。
植え付けの深さは、根鉢の土に1cm程度の土をかけるくらいの浅植えをします。

大きくなっていくと心配なのは・・・・?害虫です。モンシロチョウの幼虫、ネキリムシ、ヨトウムシ、ナメクジなどの害虫による食害です。

収穫

花が咲く前、つぼみの形がくずれないうちに収穫をします。中心の頂花蕾(ちょうからい)を収穫後、わき芽の側花蕾(そくからい)もどんどん付くので順々に収穫していきます。
収穫が始まってから来年の3月頃までに最低3回は収穫していきます。